- まつ毛ダニ「デモデックス」とは?
- まつ毛ダニが繁殖する原因とは?
- メイクを落とさないことによる影響
- メイクを落とさないことによる影響
- 普段のメイク落としにアイシャンプーを!
本記事ではまつ毛ダニの原因と、アイシャンプーの効果的な使い方を紹介します。
普段のお手入れに「目を洗う」という習慣はありますか?
目のかゆみや充血、まぶたの腫れなど目元の不快症状に“まつ毛ダニ”と呼ばれる常在菌「デモデックス」の存在が影響している可能性があります。
まつ毛ダニが異常増殖する原因とアイシャンプーを使うメリットについて分かりやすく解説します。
まつ毛ダニ「デモデックス」とは?
デモデックスは皮脂を食べて分解する作用を持っており、通常は肌の健康を守ってくれる存在だといいます。
しかし、エサとなる皮脂が過剰に分泌された不衛生な状態が続くと異常に繁殖し、目ヤニや痒み、アレルギーによる炎症、ドライアイの原因となります。
さらに、目元の腫れやまつ毛へのダメージを引き起こすことにより、まつ毛が抜けたり切れると目に菌を寄せ付けてしまい、最悪の場合は角膜炎や結膜炎、視力低下を生じさせる可能性があるそうです。
まつ毛ダニが繁殖する原因とは?
まつ毛ダニの異常繫殖の背景には、油分を多く含む食生活やお手入れをしていないメイク道具の使用、不十分な目元の洗浄などがあります。
メイクを毎日欠かさず落とすことや、コスメの使用期限を守り、メイクブラシの貸し借りをしないこともまつ毛ダニの繁殖を防ぐことに繋がるでしょう。
メイクを落とさずに寝ると、まつげや目の周りに残った化粧品が蓄積され、ダニの栄養源となり、特にアイメイクはまつ毛の根元に残りやすく、ダニの繫殖を助長する要因の一つとされているようです。
メイクを落とさないことによる影響
メイクが完全に落とされない場合、皮脂や汗、ホコリが肌に残り、まつ毛目元に残るアイメイクは油分が多く、ダニが好む環境を作り出す要因となるそうです。
また、目のきわに残ったメイクが原因で、まぶたの内側にある皮脂腺(マイボーム腺)が詰まっていると、そこにダニが繁殖してしまうこともあります。
まつ毛ダニのトラブルを防ぐのに大切なのは、目元を清潔に保つことです。
就寝前には丁寧にメイクを落とし、清潔な状態でスキンケアをしましょう。
普段のメイク落としにアイシャンプーを!
アイシャンプーとはその名の通り、目元を洗うシャンプーですが、目元のシャンプーと聞くと眼球洗顔を想像するかもしれませんが、“まつ毛を洗うための専用のシャンプー“です。
一般的には普通の洗顔料より濃密な泡で、まつ毛にぴったりと密着して洗うことができ、目に入ってしまっても痛くないものもあります。
また、まつ毛は普段の洗顔でもきちんと洗っていると考える人も多いかもしれませんが、アイシャンプーをすることで、さまざまなメリットを得ることができるのでいくつか紹介します。
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アイシャンプー【公式】まつ毛専用シャンプーでまつ毛の悩みを解決
アイシャンプーの種類に関してはこちらを参照ください。
アイシャンプーってなに?
まつ毛は24時間、常に露出しています。
そのため、汚れや雑菌など付着しやすい箇所となり、まつ毛エクステがついているとゴシゴシ洗う事も難しく、メイク落としや洗顔で一見キレイに洗えたと思っても、皮脂や汚れが残っていることも多いのです。
そこで、アイシャンプーを使うことで通常のクレンジングや洗顔では落としきれないメイク汚れや皮脂をしっかり洗い流します。
まつ毛や目元の健康のためにも、まつ毛エクステやまつ毛パーマをしている方もアイシャンプーはおすすめです。
アイシャンプーで得られる効果
まつ毛の成長を妨げる原因の一つとして、毛穴の汚れがあります。
アイシャンプーを使うメリットとして、まつ毛や皮膚の汚れだけでなく、毛穴の汚れも洗浄されるこ
とにより、まつ毛が抜けにくくなる効果があるので、まつ育にも効果があるとされています。
また、まぶたの縁に皮脂や汚れがたまることで、涙の蒸発を防ぐ脂質層が不安定になり、ドライアイの原因にもなることや、まつ毛の毛根部に細菌が感染することで発生するものもらい(麦粒腫)、目元が汚れていると花粉も付着しやすくなるため、定期的にアイシャンプーを使うことで防ぐことができるそうです。
アイシャンプーのやり方
メイクをしている場合は通常のメイク落としと洗顔を行います。
アイシャンプーを3~6プッシュ手に取り、目元に伸ばしてまつ毛の根元を優しくマッサージし、水またはぬるま湯で洗い流します。
アイメイクをしている方は毎日の使用が推奨され、していない方は週に1~2回の頻度でよいとされており、花粉など目元が不快に感じる場合は、朝晩の1日2回が効果的とされています。
洗浄しすぎてしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、使用方法を守り、清潔な目元、まつ毛を維持できるようにしましょう。
まちめ
スマートフォンやパソコンを長い時間利用することにより引き起こされるドライアイや、日頃の洗顔では落としきれないメイク汚れや皮脂をアイシャンプーでリセットし、健康で丈夫な“まつ育”を始めてみてはいかがでしょうか?
週1~2回のアイシャンプーによる定期ケアで、今まで以上にアイメイクが楽しくなり、まつ毛パーマやまつ毛エクステの持ちもよくなるかもしれません。
そんなまつ育を今回の記事で参考になれば幸いです。